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【2020年】全国の行ってよかった日本のお城ランキングTOP20!

2020.11.19

姫路城、大阪城、熊本城など、日本の歴史を感じられる観光地でもあるお城。
今回は全国20代~50代の男女1098名にアンケートを取り、「日本の好きなお城や行って良かったお城TOP20」を調査。
お城の特徴や歴史、天守閣や石垣などおすすめのポイントを、ランキングとともにご紹介します!

記事配信:じゃらんニュース

1位.姫路城(兵庫県)

日本の宝から世界の宝となった、築城400年を超える名城

(画像提供:姫路市)
(画像提供:姫路市)

白漆喰の城壁とその白く輝く優美な姿から、「白鷺城」の愛称で親しまれている姫路城。
築城400年以上が経過した今でも美しい姿を残し、白漆喰総塗籠造りの鮮やかな白の城壁、5層7階の大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された連立式天守が特徴です。
1993年12月には日本で最初の世界遺産として登録され、日本の宝から世界の宝へ。

■姫路城
[住所]兵庫県姫路市本町68
[営業時間]9時~17時(入城は16時まで)※夏季(4月27日~8月31日)は9時~18時(入城は17時まで)
[休城日]12月29日・30日
[料金]大人(18才~)1000円、小人(小学生・中学生・高校生)300円
[アクセス]【電車】姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩5分
JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分
【車】中国自動車道 福崎I.C.~播但連絡自動車道で砥堀ランプより約15分
山陽自動車道 姫路東I.C.~播但連絡自動車道で花田I.C.より約15分、姫路西I.C.より約25分
阪神高速・姫路バイパス中地ランプより約15分
[駐車場]あり(有料)
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2位.大阪城(大阪府)

大阪の街を一望、「太閤はんのお城」と市民から親しまれるお城

(画像提供:大阪城天守閣)
(画像提供:大阪城天守閣)

大阪を代表する観光スポットであり、桜の名所としても知られる大阪城天守閣。
1583年から1598年にかけて豊臣秀吉が築城するも大坂夏の陣で落城し、江戸時代に再築された2代目も落雷により焼失。現在の3代目となる天守閣は、市民の寄付金で復興されたもので、内部は歴史博物館になっています。
大阪城公園と大阪の街を一望できる8階の展望台からの眺めは必見です!

■大阪城
[住所]大阪府大阪市中央区大阪城1-1
[営業時間]【平日】9時~17時(入館は16時30分まで)※最終入館時間を考慮し、状況に応じて16時30分よりも前にチケット購入列へ制限をかけることがあります
[休館日]12月28日から翌年1月1日
[料金]大人600円、中学生以下無料※中学生は、要証明(生徒手帳など)
[アクセス]【電車】大阪メトロ 谷町線「谷町4丁目駅」1-B番出口、「天満橋駅」3番出口、大阪メトロ 中央線「谷町4丁目駅」9番出口、「森ノ宮駅」1番出口・3-B番出口、大阪メトロ 長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」3-B出口、「大阪ビジネスパーク駅」1番出口、JR大阪環状線「森ノ宮駅」「大阪城公園駅」、JR東西線「大阪城北詰駅」、京阪電車「天満橋駅」
【車】神戸方面から:阪神高速 13号東大阪線 法円坂出口、東大阪方面から:阪神高速 13号東大阪線 森之宮出口
[駐車場]あり(有料)
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3位.五稜郭(北海道)

函館に江戸末期に作られた西洋式の星形城郭

(画像提供:函館市)
(画像提供:函館市)

星形五角形の特徴的な外観を持つ五稜郭。
江戸時代末期の1866年、外国との交渉などを目的に西洋式の星形城郭を取り入れた箱館御役所(五稜郭)を完成させるも、2年後に江戸幕府が崩壊。箱館戦争の旧幕府軍や明治時代の陸軍に使用された後、1914年より五稜郭公園として一般開放され、市民の憩いの場であるとともに、函館を代表する観光スポットになっています。

■五稜郭公園
[住所]北海道函館市五稜郭町44-2
[営業時間]郭内【4月~10月】5時~19時【11月~3月】5時~18時 ※郭外は常時開放[定休日]無休
[料金]公園内無料(有料施設あり)
[アクセス]【電車】JR函館駅から市電「五稜郭公園前」下車 徒歩約15分、JR函館駅からバス「五稜郭」下車 徒歩約15分
[駐車場]あり(有料)
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4位.名古屋城(愛知県)

名古屋の象徴でもある金鯱が輝く天守閣

(画像提供:名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所)

徳川家康によって築城され、1612年に大・小天守、1615年に本丸御殿が完成しました。壮大華麗な天守閣を飾る金鯱(きんこ)は天下に広く知られ、現在も名古屋の象徴ともいえる存在です。
築城以来300年以上、震災や大火から免れるも、1945年の空襲で天守閣以下ほとんどの建物が惜しくも焼失。その後、1959年に大天守・小天守・正門(榎多門)を再建、2018年には本丸御殿が復元されました。

■名古屋城
[住所]愛知県名古屋市中区本丸1-1
[営業時間]9時~16時30分(本丸御殿へのご入場は16時まで)
[定休日]12月29日~1月1日 ※催事等により変更となる場合あり
[料金]大人500円 ※名古屋市内在住の65歳以上の人は100円、中学生以下無料
[アクセス]【電車】名城線「市役所駅」より徒歩約5分
【車】名古屋高速1号楠線「黒川」出口から南へ約8分
[駐車場]あり(有料)
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5位. 松本城(長野県)

アルプスの山々を背景に白と黒の対比が美しい国宝のお城

(画像提供:松本城管理事務所)
(画像提供:松本城管理事務所)

戦国時代に築城されたのが始まりと言われる松本城。漆喰の白と漆塗りの黒のコントラストがアルプスの山々に映え、見事な景観を生み出しています。
現存天守を残す12のお城のうち、国宝に指定されているのは5基のみ、そして、五重天守を見られるのは松本城と姫路城の2城のみという非常に貴重なお城です。
建築物としての特徴は、江戸時代の泰平の世に増設された月見櫓。戦闘に備えた天守に優雅な月見櫓が接続された造りは、松本城だけに見られる特徴的な構造です。

■国宝 松本城
[住所]長野県松本市丸の内4-1
[開場時間]8時30分~17時(最終入場は16時30分まで)※ゴールデンウィーク期間と夏季期間は8時~18時(最終入場は17時30分まで)
[定休日]年末(12月29日から31日)を除き無休
[料金]大人700円、小・中学生300円
[アクセス]【電車】JR篠ノ井線「松本駅」下車 徒歩約20分、または松本駅よりアルピコ交通バス「タウンスニーカー」北コースで約10分「松本城・市役所前」より徒歩すぐ
【車】長野自動車道 松本ICより約20分
[駐車場]あり(有料)
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6位.若松城(鶴ヶ城)(福島県)

600年以上の歴史を持ち、白虎隊の悲劇でも有名なお城

(画像提供:(一財)会津若松観光ビューロー)
(画像提供:(一財)会津若松観光ビューロー)

1384年に築城されたのが始まりと言われ、600年以上の歴史を持つ鶴ヶ城。
有名なのが、白虎隊の悲劇でも知られる戊辰戦争。旧幕府軍として最後まで抵抗した会津勢は、鶴ヶ城に籠城。1ヶ月にも及ぶ戦闘に耐え続けましたが、ついに降伏し開城。明治時代には、石垣だけを残して取り壊されましたが、多くの人の寄付により再建されました。
建築物としての特徴は、2010年に復元された赤瓦。幕末時代の瓦をまとった。日本で珍しい天守閣です。

■鶴ヶ城
[住所]福島県会津若松市追手町1-1
[営業時間]8時30分~17時(入城締め切りは16時30分)
[定休日]無休
[料金]大人410円、小人150円
[アクセス]【電車】JR会津若松駅より会津バス市内周遊はいからさんで20分「鶴ヶ城入口」より徒歩5分
【車】磐越道会津若松ICより15分
[駐車場]あり(有料)
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7位.熊本城(熊本県)

熊本の震災復興シンボルとして力強く蘇る名城

(画像提供:熊本城総合事務所)
(画像提供:熊本城総合事務所)

1607年、築城の名手とも言われた加藤清正が当時の最先端技術を投じて完成させた熊本城。
天守閣前広場の大イチョウ、武者返し(むしゃがえし)と呼ばれる美しい石垣、震災復興のシンボルとして復旧作業が続く天守閣など、見所は満載。
現在、復旧工事中のため立入規制が行われていますが、特別見学通路からは「今しか」見られない被災の様子や復旧工事などを見学できます。
また、2021年春には天守閣の復旧が完了し、内部公開を予定しています。

■熊本城
[住所]熊本県熊本市中央区本丸1-1
[営業時間]9時~17時(最終入園16:30)※2020年6月1日より特別公開第2弾を行っています。※天守閣内部へお入りいただくことはできません。※詳細は公式ホームページをご覧ください。
[料金]高校生以上500円、小・中学生200円、未就学児無料
[アクセス]【電車】JR熊本駅より熊本城周遊バス「しろめぐりん」で「熊本城・二の丸駐車場」まで約30分
【車】九州道熊本ICより30分
[駐車場]あり(有料)
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8位.小田原城(神奈川県)

武田信玄や豊臣秀吉の攻撃に耐えた難攻不落の城

(画像提供:小田原城総合管理事務所)
(画像提供:小田原城総合管理事務所)

戦国大名小田原北条氏の居城として、上杉謙信や武田信玄の攻撃に耐えた難攻不落の城としても知られています。最大の特徴は、豊臣秀吉の来攻に備えて構築された広大な総構(そうがまえ)。堀と土塁で城と城下周囲9kmにわたり囲み、豊臣の攻撃を防いだと言われています。
明治の廃城と関東大震災で多くが失われましたが、1960年に天守閣が復興。現在は小田原城址公園として観光スポットになっています。

■小田原城
[住所]神奈川県小田原市城内
[営業時間]9時~17時(入館は16時30分まで)
[定休日]12月第2水曜日、12月31日~1月1日
[料金]【天守閣】一般510円、小・中学生200円
[アクセス]【電車】小田原駅から徒歩10分
【車】小田原厚木道路「荻窪IC」から約10分
[駐車場]周辺にあり(有料)
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9位.犬山城(愛知県)

室町時代に築かれ、現存木造天守を有する国宝の城

(画像提供:犬山市観光協会)
(画像提供:犬山市観光協会)

室町時代の1537年に建てられ、現存天守を有する国宝五城の一つ。
1617年に成瀬家の居城となって以来、代々当主が城主をつとめ、2004年まで日本で唯一個人が所有していたお城としても知られています。
見どころは、天守最上階からの絶景。木曽川のほとりの小高い山の上に建てられており、天気の良い日には美しい木曽川の眺めや御嶽山、岐阜城、名古屋駅ビルなども望めます。

■国宝犬山城
[住所]愛知県犬山市犬山北古券65-2
[営業時間]9時~17時(入場は16時30分まで)
[定休日]12/29~12/31
[料金]一般550円、小中学生110円
[アクセス]【電車】名鉄犬山駅より徒歩約20分、名鉄犬山遊園駅より徒歩約15分
【車】東名高速道路「小牧IC」より約25分、中央自動車道「小牧東IC」より約25分
[駐車場]あり(有料)
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10位.彦根城(滋賀県)

解体の危機を免れ、国宝となったお城

(画像提供:彦根城運営管理センター)
(画像提供:彦根城運営管理センター)

江戸初期に琵琶湖に面した彦根山に築かれた、現存天守を有する国宝五城の一つ。
代々、井伊家の居城となり、13代目当主の井伊直弼は桜田門外の変でも知られています。
明治時代の廃城令により、彦根城も解体の危機にみまわれましたが、明治天皇が巡幸で彦根を通られたときに、城を保存するよう大命を下されたため破却を逃れたと言われています。

■彦根城
[住所]滋賀県彦根市金亀町1-1
[営業時間]8時30分~17時
[定休日]年中無休
[料金]一般800円、小・中学生200円
[アクセス]【電車】JR彦根駅より徒歩約15分
【車】名神高速道路 彦根ICより約15分
[駐車場]あり(有料)
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11位.弘前城(青森県)

公園内やお濠沿いに咲き誇る桜が圧巻

(画像提供:弘前市)
(画像提供:弘前市)

桜の名所としても名高い弘前城。
江戸時代に落雷によって5層6階の天守や本丸御殿などが焼失し、200年近く天守のない時代が続きましたが、1810年に再建され、国の重要文化財に指定されています。
現在は、弘前公園として市民に一般開放され、四季折々の様々なお祭りが開催。日本さくら名所100選にも選ばれ、ちょうど桜の開花時期とゴールデンウィークが重なることが多いため、国内外からたくさんの観光客が訪れます。

■弘前城
[住所]青森県弘前市下白銀町1
[営業時間]9時~17時(弘前城天守の営業期間は4月1日~11月23日です)
[料金]【4月1日~11月23日】大人320円、子供100円 ※11月24日~3月31日の期間は入園無料
[アクセス]【電車】JR弘前駅より弘南バス市役所方面行きで15分「市役所前」より徒歩約4分
【車】東北道「大鰐弘前IC」より約25分
[駐車場]あり(有料)
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12位.旧江戸城本丸跡(皇居東御苑)(東京都)

東京のど真ん中、皇居東御苑に残る城跡

旧江戸城本丸跡(皇居東御苑)

旧江戸城の本丸や二の丸、三の丸の跡地を整備して造られたのが皇居東御苑。
かつて江戸城には高さ51mの天守もありましたが、1657年の明暦の大火で焼失して以来、再建されることはありませんでした。その天守を支えていた天守台は修復され、現在は上に登ることもできます。
他にも「桜田門外の変」で有名な桜田門、天守の代用とされていた富士見櫓、建物内を見学できる富士見多門など見どころが満載!

■皇居東御苑
[住所]東京都千代田区千代田1-1
[営業時間]【3月1日~4月14日・9月1日~9月末日】9時~17時(入園は16時30分まで)【4月15日~8月末日】9時~18時(入園は 17時30分まで) 【10月1日~10月末日】9時~16時30分(入園は 16時まで) 【11月1日~2月末日】9時~16時(入園は15時30分まで)
[休園日]月曜日・金曜日(祝日は公開、月曜が祝日で公開する場合は火曜日が休園日となります)、12月28日~1月3日、行事の実施やその他やむを得ない理由のため支障のある日
[料金]無料
[アクセス]【電車】地下鉄各線「大手町駅」より徒歩約5分、地下鉄東西線竹橋駅より徒歩5分、JR東京駅より徒歩約15分
[駐車場]あり(有料)
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13位.金沢城(石川県)

加賀百万石として名を馳せた前田氏の居城

(画像提供:石川県)
(画像提供:石川県)

江戸時代、領地の大きさや経済規模から「加賀百万石」と呼ばれた加賀藩主・前田氏の居城だった金沢城。
明治以降は火災による消失や軍施設として利用されるなどの歴史を経て、戦後は金沢大学のキャンパスへ。1996年に移転した後、金沢城公園として整備され、菱櫓(ひしやぐら)や橋爪門(はしづめもん)、鼠多門(ねずみたもん)など、復元が続けられています。
隣接する日本三名園の一つ「兼六園」とセットで行くのがおすすめ!

■金沢城
[住所]石川県金沢市丸の内1-1
[営業時間]【3月1日~10月15日】7時~18時【10月16日~2月末日】8時~17時※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門・河北門・鼠多門 9時~16時30分 (最終入館16時)
[定休日]年中無休
[料金]入園料無料 ※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門は大人(18歳以上)320円、小人(6歳~18歳未満)100円
[アクセス]【電車】JR金沢駅から北鉄バス等で約15分、バス停「兼六園下・金沢城」下車、徒歩5分
【車】北陸自動車道金沢東ICあるいは金沢西ICから約30分、金沢森本ICから約20分
[駐車場]周辺にあり(有料)
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14位.松山城(愛媛県)

「葵の御紋」が付された現存天守や珍しい石垣が魅力

(画像提供:松山城)
(画像提供:松山城)

信長の跡目をめぐって羽柴(豊臣)秀吉と柴田勝家が戦った「賤ヶ岳(しずがたけ)の戦い」で有名な七本槍の1人、加藤嘉明が築城に着手したお城。
現在の天守は、親藩の松平氏が建築したことから、瓦には「葵の御紋」が付されています。
山腹から侵入しようとする敵を阻止するために作られた全国でも珍しい「登り石垣」も特徴の一つ。
道後温泉や瀬戸内海まで見渡せる天守からの眺めはまさに絶景です!

■松山城
[住所]愛媛県松山市丸之内1
[営業時間]天守【2月~7月、9月~11月】9時~17時【8月】9時~17時30分【12月~1月】9時~16時30分(入場は終了30分前まで) ※本丸広場は5:00~21:00(11月~3月 5:30~21:00)
[定休日]無休、天守12月第3水曜[料金]大人520円、小人(小学生)160円
[アクセス]【電車】JR松山駅から道後温泉行き市内電車で約10分「大街道」下車徒歩5分【車】松山ICから約20分
[駐車場]あり(有料)
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15位. 忍城(埼玉県)

映画「のぼうの城」でも知られる、水攻めに耐えた「浮き城」

(画像提供:行田市郷土博物館)
(画像提供:行田市郷土博物館)

映画「のぼうの城」の舞台としても知られる忍城。
その歴史は古く、室町時代に築城されたと伝えられています。豊臣秀吉の関東平定の際に石田三成らによって忍城は水攻めを受けますが、他の北条方の城が落城するなか持ちこたえ、小田原城の開城後に忍城も降伏、開城に至りました。これが別名「浮き城」とも呼ばれる所以です。

江戸時代も忍城は関東譜代藩の居城として存続しますが、明治時代に取り壊されました。その後、御三階櫓は再建され、本丸と諏訪曲輪の跡地には郷土博物館が開館しました。

■忍城
[住所] 埼玉県行田市本丸17-23
[営業時間]【公園】終日利用可【郷土博物館】9時~16時30分(16時以降は入館不可)
[定休日]【公園】年中無休、【郷土博物館】月曜日(祝日・休日は開館)、祝日の翌日(土日は開館)、毎月第4金曜日(テーマ展・企画展開催中は開館)、年末年始
[料金]【公園】無料、【郷土博物館】有料
[アクセス]【電車】JR高崎線吹上駅から行田折り返し場・行田市駅・総合教育センター行きバス(前谷経由)で15分「忍城」下車すぐ、秩父鉄道行田市駅から徒歩15分
【車】東北自動車道 加須ICより約30分、関越自動車道 東松山ICより約30分
[駐車場]あり(無料)
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16位.駿府城(静岡県)

徳川家康が築城、現在は市民の憩いの場へ

(画像提供:駿府城公園)
(画像提供:駿府城公園)

1585年に徳川家康によって築城が着手された駿府城。
江戸幕府を開き、秀忠に将軍職を譲った後、再び駿府城に移り、火災で焼失した本丸御殿や天守などを再建させました。江戸時代は火災や地震などもあり、長らく城主が不在に。
現在は、東御門(ひがしごもん)や巽櫓(たつみやぐら)などが復元され、駿府城公園は季節の花々を楽しめる市民の憩いの場として親しまれています。

■駿府城
[住所] 静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1
[営業時間]9時~16時30分(入館は16時まで)
[定休日]月曜日(祝日、休日にあたる場合は休館振替なしで営業)、年末年始(12月29日~1月3日)
[料金]東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園の観覧には入場料がかかります。
【共通券】大人360円、小人(小・中学生)120円
[アクセス]【電車】JR静岡駅から徒歩約15分、もしくはJR静岡駅より駿府浪漫バスで約15分「東御門」下車すぐ
【車】東名高速 静岡I.Cより約17分、新東名高速 新静岡I.Cより車で約18分
[駐車場]周辺にあり(有料)
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17位.竹田城(兵庫県)

一生に一度は見てみたい、雲海に浮かぶ天空の城

(画像提供:吉田利栄)
(画像提供:吉田利栄)

雲海に浮かぶ城として一大ブームをまきおこした竹田城は、標高約353.7mの古城山(こじょうざん)山頂に築かれた山城。1443年頃に築かれたのが始まりと言われていますが、約400年前に廃城し、現在は石垣のみが残っています。
雲海に浮かぶ竹田城を見るには、向かいの山(朝来山)の中腹にある展望スポット「立雲峡(りつうんきょう)」に登るのがおすすめ。ただし、最もきれいに望める第1展望台までは駐車場から徒歩約40分かかるので、歩きやすい服と靴が必要です。

■竹田城跡
[住所]兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169
[営業時間]【スプリングシーズン(3/1~ 5/31)】8時~18時(最終登城17時30分)【サマーシーズン(6/1~8/31)】6時~18時(最終登城17時30分)【雲海シーズン(9/1~11/30)】4時~17時(最終登城16時30分)【ウィンターシーズン(12/1~翌1/3)】10時~14時(最終登城13時)※1/4~2月末は冬季閉山につき入城不可
[料金]大人(高校生以上)500円、中学生以下無料
[アクセス]【電車】JR播但線の「竹田駅」より循環バス「天空バス」で約20分「竹田城跡」バス停から徒歩約20分
【車】北近畿豊岡自動車道・播但連絡自動車道「和田山IC」より山城の郷まで約10分
[駐車場]山城の郷周辺や城下町周辺にあり(有料)※一般車両は「山城の郷」から先の竹田城跡方向へは進入できません。
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18位.松江城(島根県)

市民の手で守られた現存天守は2015年に国宝に指定

(画像提供:松江観光協会)
(画像提供:松江観光協会)

城普請の名人であった堀尾吉晴が建造した、現存天守を有する国宝五城の一つ。
明治時代の廃城令で一度は解体の危機を迎えるも、地元の融資によって天守閣だけは買い戻されて取り壊しが中止になった歴史があります。その天守は、2015年に国宝に指定されました。
天守からは宍道湖を見下ろすことができ、城を取り囲む堀では遊覧船を楽しむことができます。

■松江城
[住所] 島根県松江市殿町1-5
[営業時間]登閣時間【4月1日~9月30日】8時30分~18時30分(登閣受付は18時まで)【10月1日~3月31日】8時30分~17時(登閣受付は16時30分まで)
[定休日]無休
[料金]大人680円、小人(小・中学生)290円
[アクセス]【電車】JR山陰本線「松江駅」からレイクラインバス10分「大手前」下車すぐ【車】山陰道「松江西IC」より約10分
[駐車場]あり(有料)
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19位.上田城(長野県)

徳川の大軍を二度も撃退した、真田氏築城の名城

(画像提供:信州上田観光協会)
(画像提供:信州上田観光協会)

1583年、真田信繁(幸村)の父、真田昌幸によって築城された上田城。
第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として全国にその名を轟かせました。
公園として整備された現在は、大河ドラマ「真田丸」、アニメ映画「サマーウォーズ」の聖地としても知られ、春には上田城千本桜まつりや、上田城築城400年の祝いとしてはじまった上田真田まつり、秋には上田城紅葉まつりなど、様々なイベントやお祭りが開催されています。

■上田城
[住所]長野県上田市二の丸2
[営業時間]上田城跡公園は開園・閉園時間はございません。いつでも入園できます。
[定休日]無休 ※上田城櫓・櫓門(内部)と上田市立博物館は水曜日・年末年始・祝日の翌日が休館日 ※上田城櫓・櫓門(内部)は12~2月と3月の平日も休館です
[料金]無料 ※上田城櫓・櫓門(内部)と上田市立博物館は入館料あり
[アクセス]【電車】JR北陸新幹線「上田駅」より徒歩12分
【車】上信越自動車道「上田菅平IC」から車で15分
[駐車場]あり(有料)
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20位.和歌山城(和歌山県)

敷地内に動物園も!斜めにかけられた廊下橋も見どころ

(画像提供:和歌山市)
(画像提供:和歌山市)

徳川御三家の一つ、紀州徳川家の居城だった和歌山城。
現在は、再建された天守や大手門などが見学できるほか、敷地内には国指定の名勝「西之丸庭園」や和歌山城公園動物園もあります。
見どころは上記写真にもある御橋(おはし)廊下。藩主の生活の場や藩政を執り行う二の丸と趣味の場である西の丸を繋ぎ、藩主が通るため外から姿が見えないよう屋根と壁が設けられた、傾斜のある珍しい橋。江戸時代の図面を元に復元され、無料で渡ることができます。

■和歌山城
[住所]和歌山県和歌山市1-3
[営業時間]9時~17時30分(入場は17時まで)
[定休日]12月29日から12月31日
[料金]和歌山城天守閣 大人410円、小人(小・中学生)200円
[アクセス]【電車】南海和歌山市駅から徒歩約10分、JR和歌山駅からバス(0系統、25系統)公園前バス停下車
【車】阪和自動車道「和歌山IC」から約15分
[駐車場]あり(有料)
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

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