【京都府】日本三景と世界遺産を巡る古都の旅
天橋立【宮津市】
自然が作り出した造形美。松並木も歩ける
「天橋立」は京都府北部にある、日本海の宮津湾と内海の阿蘇海(あそかい)を隔てる砂州(さす)です。青い海の上に弧を描いて伸び、松並木が織りなす景観は、宮城県の松島、広島県の宮島とともに日本三景の一つに数えられています。
全長は約3.6km、幅は約20m~最大170mあり、約6700本の松が生い茂っています。「天橋立ビューランド」や「傘松公園」などにある展望所から遠望するのはもちろん、砂州の上を歩いたり、レンタサイクルで走ることも可能です。
天野橋ビューランドから全体の景色を楽しみ、その後レンタサイクルで走ってみるのがオススメです。松林の中は風が心地よく、時間に余裕があって歩くのが好きな人は歩くのもいいと思います。天橋立が自然によって作られた経緯が書かれた看板もあり興味深かったです。
(行った時期:2022年6月)
京都府宮津市文珠天橋立公園
24時間開放
なし
見学無料
【電車】京都丹後鉄道天橋立駅より徒歩約5分【車】京都縦貫道宮津天橋立ICより約10分
周辺有料駐車場を利用
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(画像提供:写真AC)
伏見稲荷大社【京都市】
朱色の鳥居が連なる“おいなりさん”
「伏見稲荷大社」は、全国に3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮です。
創建は711(和銅4)年と平安遷都よりも古く、1300年余の長きにわたって五穀豊穣・商売繁昌・家内安全・諸願成就を願う、庶民の信仰のよりどころです。
そんな伏見稲荷大社に参拝すると、朱色の「千本鳥居」に圧倒されます。江戸時代から願いが「通る」ようにという願掛けから、また「通った」お礼として奉納されてきたもので、本殿の背後から、奥社へ向かう参道に鳥居が延々と連なっています。
稲荷山全体では1万基以上あるといわれ、神と自然と人が共生する社叢(しゃそう)を形作っています。ずっと庶民の信仰のよりどころであったおいなりさんを象徴する光景です。
京都旅行の際は毎回訪れている大好きな場所です。今回は初めて神楽を拝見でき、とても良い時間を過ごせました。ちょうど石段の修繕中で階段は狭まっていましたが、歴史ある建造物の修繕を生で見れたのもとても良い経験です。職人さんもとても感じのいい方でした!
(行った時期:2022年10月)
一つの坂に鳥居があるだけだと思って軽い気持ちで行ったら、びっくりでした。行けども行けども鳥居鳥居。ずっと密に詰まった鳥居のトンネルは圧巻です。大自然に対する畏怖みたいな気持ちを、数え切れない鳥居に感じました。
(行った時期:2022年10月)
京都府京都市伏見区深草薮之内町68
[参拝時間]閉門なし
なし
参拝無料
【電車】JR稲荷駅より徒歩すぐ、京阪電鉄伏見稲荷駅より徒歩5分【車】名神高速京都南ICより15分
あり(無料 ※参拝者専用)
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(画像提供:伏見稲荷大社)
清水寺【京都市】
「清水の舞台」で知られる1200年の古刹
京都の東、音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内に佇む「清水寺」。“清水の舞台”で知られる本堂や、三重塔などの国宝、多くの重要文化財を擁し、1994年には世界文化遺産「古都京都の文化財」の1つとしても登録されています。
2021年には本堂の大改修が完了し、創建当初の清水寺の雰囲気が感じられます。奥の院からは本堂全体を見渡すことができます。
奥の院から清水の舞台の下まで降りたところにある「音羽の滝」は創建以来枯れたことがないといわれ、観音の「金色水」であり、また長寿の「延命水」として信仰を集めています。
西国三十三ヶ所を12回の巡礼中の夫婦です。雨の中、傘を持って御朱印をいただきに訪れました。帰る時には雨も上がり、つい傘を忘れました。御朱印のところにいらした女性が、傘を持って清水寺の本堂から入山口の方まで、私たちを探してくださいました。連休中でもあり忙しいところを…。1日に数万人もの方がお詣りする京都清水さんでこんなにも親切を受けたことに感銘いたしました。
(行った時期:2022年9月)
京都市東山区清水1-294
[参拝時間]6時開門~18時閉門(季節により変動あり)※春、夏、秋の夜間特別拝観期間中は21時受付終了 ※お守り授与所、納経所(ご朱印)での授与は8時頃より
なし
【電車】京阪電鉄清水五条駅より徒歩25分、JR京都駅より京都市交通局バス利用で「五条坂」バス停下車、徒歩10分など
なし
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(画像提供:PIXTA)
【和歌山県】テーマパークから世界遺産まで楽しめる
アドベンチャーワールド【白浜町】
パンダにイルカ、サファリまで。1日じゃ遊び尽くせない
「アドベンチャーワールド」は動物園・水族館・遊園地を併せ持つ複合型テーマパーク。和歌山県・南紀白浜の海を見渡せる風光明媚な丘の上に位置し、陸・海・空の140種約1400頭の動物が暮らしています。
ここで見逃せないのが、2020年11月に誕生した楓浜(ふうひん)や、お姉さんパンダの彩浜(さいひん:上写真)など7頭のジャイアントパンダファミリー。エントランスからすぐの「パンダラブ」にて、遊具で遊んだり、ひなたぼっこをしたりと、愛らしい姿を見せてくれます。
草食動物や肉食動物のありのままの姿に出会える「サファリワールド」、8種類約450羽のペンギンたちやホッキョクグマも暮らす「マリンワールド」、観覧車やコースター、小動物とのふれあいも体験できる「エンジョイワールド」など、楽しみ方もりだくさん!1日ゆっくり過ごすことができるテーマパークです。
あいにく雨の日だったのですが、傘をささなくても大丈夫な所が結構あって、そこまで雨を気にせず済みました。イルカショーではイルカとインストラクターさんとの息がピッタリで、見ていたら泣きそうになるほど感動しました。こんな経験は初めてでした。
(行った時期:2022年10月)
サファリ、水族館、遊園地と広大な施設でした。パンダさんも会いたかった動物でしたが、サファリでウォーキング、水族館で触れ合いとショーと楽しく過ごせる施設でした!
(行った時期:2022年9月)
和歌山県白浜町堅田2399
10時~17時 ※詳細は公式サイトを要確認
[休園日]不定 ※詳細は公式サイトを要確認
【入場料】18歳以上4800円、12歳~17歳3800円、4歳~11歳2800円、3歳以下無料
【電車】JR白浜駅より明光バスアドベンチャーワールド行きで終点下車、徒歩すぐ【車】紀勢道南紀白浜ICより約10分
あり(普通車1200円)
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(画像提供:アドベンチャーワールド)
白良浜【白浜町】
際立つ青、真っ白な砂浜は写真映え間違いなし!
南紀白浜にある「白良浜(しららはま)」は、長さ約620mにわたって真っ白な砂が広がる海岸。“白浜”という名前はここが由来といわれ、白浜温泉の中心地でもあります。
波で細かく砕かれた珪砂砂岩(けいせきさがん)はまるで雪のように真っ白。エメラルドグリーンの海、椰子の木が並ぶ風景は南国ムードたっぷりです。
夏はカラフルなパラソルが立ち並ぶ海水浴のメッカ。砂浜のすぐ横には水着着用の混浴露天風呂「しらすな」もあり、冬は足湯としても利用されています。
地元白浜町の方が早朝からゴミ拾いをされていて、きれいな砂浜を維持しようとする努力を感じました。美しい風景で気分転換できました。
(行った時期:2022年10月)
海の透明度が高く思わず足を浸けました。近くに足湯もありました。ちょうど夕方に行きましたが天気も良く、夕日がキレイで最高でした!
(行った時期:2022年10月)
和歌山県白浜町864
入場自由
なし
入場無料
【電車】JR白浜駅よりバス利用で白良浜バス停下車、徒歩すぐ【車】紀勢道南紀白浜ICより約15分 ※海水浴シーズンは渋滞あり
あり(1台1000円~季節により変動あり)
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(画像提供:(公社)和歌山県観光連盟)
那智の滝【那智勝浦町】
雲の湧き立つ原生林から流れ落ちる神々しい滝
「那智の滝」は那智山の奥山・大雲取山からいくつも水流が集まり、原生林を切り裂くように流れ落ちる滝。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部にも指定されています。
落差は133m、滝つぼの深さは10mもある大瀑布(だいばくふ)で、銚子口と呼ばれる滝の上部に3つの岩盤の切れ目があり、三筋になって落下し始めることから“三筋の滝”とも呼ばれています。
熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体として古くから畏敬(いけい)を集めています。滝つぼ近くの「御瀧拝所」からは滝を間近に見上げることができ、延命長寿の水と言われている滝つぼの水を飲むこともできます。
西国三十三カ所参りで少し離れた青岸渡寺を訪れました。無事に御朱印をいただいて御堂から離れると、朱色の塔と那智の滝が目の前に現れ、とても美しい景色に感動しました。距離が離れているのに滝の音が聞こえてきて、周りを見渡すと緑の木々、なんとも心が癒される景色でした。
(行った時期:2022年9月)
和歌山県那智勝浦町那智山
[参拝時間]【御瀧拝所】7時~16時30分 ※入場16時まで
なし
【御瀧拝所】大人300円、小中学生200円
【電車】JR紀伊勝浦駅より熊野御坊南海バスで那智山バス停下車、徒歩20分【車】紀勢道すさみ南ICより約90分
あり(1台800円)
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(画像提供:(公社)和歌山県観光連盟)
【長崎県】一度は訪れたい歴史施設から絶景まで!
長崎原爆資料館【長崎市】
長崎を最後の被爆地に。恒久平和を世界に発信
1945年8月9日、広島に続いて世界で2発目の原子爆弾が落とされた長崎。「長崎原爆資料館」はその被害を後世に伝え、長崎市民の平和への願いを世界に訴える、核兵器廃絶と世界恒久平和のための施設です。
爆心地に近く、一帯は「平和公園」として整備されています。被爆の惨状をはじめ、原爆が落とされるまでの経過や核兵器開発の歴史まで掘り下げていて、被爆から現在までの長崎をストーリー性のある展示で見ることができます。
館内の喫茶店「ピースカフェ」では軽食やスイーツが楽しめ、見学の後にホッとひと息つけます。また、「ミュージアムショップ」では平和・原爆に関する書籍・CD・ビデオ・絵はがきや、Tシャツなどのオリジナルグッズも販売しています。
ボランティアのガイドさんが付き添いでていねいに説明してくださいました。知らないことが多く、やはり長崎の方の生の声は違います。
(行った時期:2022年10月)
福岡では6年生が修学旅行で訪れます。今回、子どもが来年訪れるだろうこちらに家族で行ってみました。8/11だったので式典の片付けが行われていました。平和について家族で語るのは大事だと思う。今の平和があるのは、当たり前ではないことを子どもたちと話すきっかけとなりました。
(行った時期:2022年8月)
長崎県長崎市平野町7-8
【4月、9月~3月】8時30分~17時30分【5月~8月】8時30分~18時30分【8月7日~9日】8時30分~20時(入館すべて閉館30分前まで)
12月29日~31日
一般200円、小中高生100円
【電車】JR長崎駅より路面電車赤迫行きで原爆資料館電停下車、徒歩約5分【車】長崎バイパス川平IC(平和公園・昭和町方面)出口より約10分
あり(1時間100円、以降30分毎100円)
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(画像提供:(一社)長崎県観光連盟)
稲佐山【長崎市】
長崎の歴史を一望する、きらめく夜景スポット
「稲佐山(いなさやま)」は長崎市の西に位置する標高333mの山です。“鶴が羽を広げたよう”と形容される長崎港と市街を見渡せる展望スポットです。
昼のパノラマも絶景ですが、ここのおすすめは夕方から夜にかけての港の夜景。大浦天主堂や女神大橋、眼鏡橋などのライトアップが美しく、海に映るきらめきも幻想的です。
山頂までは車で行くことができるほか、ふもとからロープウェイやスロープカーに乗って行くこともできます。ガラス張りのゴンドラ内から見る夜景もまた格別です。
まだ明るいうちにケーブルカーで登り、昼の景色を堪能しました。夕暮れには真っ赤に燃える沈む夕日を、暗くなったら宝石箱のような夜景を堪能。夢見心地のひと時を過ごしました。
(行った時期:2022年10月)
長崎に到着してすぐに観光バスを申し込み、ホテル前から稲佐山に向かいました。夕暮れ時間になると徐々に夜景が際立ち、日没後にはぎゅっと星を集めたような輝かしい夜景を堪能できました。今回は春先の訪問でしたがガイドの方いわく、冬が一番きれいに見えるとのこと。また機会があれば行ってみたいと思いました。
(行った時期:2022年4月)
長崎県長崎市稲佐町
【屋上展望所】24時間開放【稲佐山山頂展望台、ロープウェイ・スロープカー】9時~22時
なし
【屋上展望所】無料【ロープウェイ】大人往復1250円、中高生940円、小学生・幼児620円【スロープカー】大人往復500円、中高生370円、小学生・幼児250円など
【電車】JR長崎駅より長崎バス3、4番系統でロープウェイ前バス停下車、徒歩3分【車】長崎道長崎ICより約20分
あり(【稲佐山展望駐車場】最初の20分無料、以降30分100円【中腹駐車場】無料)※山頂駐車場は土日祝・繁忙期の18時~22時利用不可
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(画像提供:(一社)長崎県観光連盟)
ハウステンボス【佐世保市】
1日じゃ遊び尽くせない!花と光の感動リゾート
レンガ造りの家や風車が並び、まるでヨーロッパ旅行をしているような気分になれる「ハウステンボス」は、“花と光の感動リゾート”。夜の帳が下りる頃、点灯し始めるイルミネーション「光の王国」は通年行われています。
ハウステンボスには約50ものアトラクションがあります。公式サイトでも“7大人気アトラクション”の筆頭に挙げられているのが、花の癒し空間「フラワーファンタジア」。さまざまな実験を体感しながら自分だけの花と出会う体験ができます。
「探偵テンボスと謎じかけの王国」はハウステンボス内全体に隠された手掛かりを探り、謎を解き明かしていくゲーム。様々な難易度が用意されていて、初心者から謎解きファンまで夢中になって楽しめます。
「天空の城」は最高9mの高さに張りめぐらされた様々な障害をクリアしていくアドベンチャー!思いきり体を動かすことができ、ドキドキのスリルとクリアした達成感を味わえます。
四季折々の花が咲いていたり、イルミネーションが楽しめます。オランダっぽい雰囲気なのでプチ旅行の気分です。どの店も料理がおいしくてSNS映えするので食べ比べも楽しいです。フォトスポットが多くて映えます。
(行った時期:2022年10月)
朝から夜までずっと楽しめる。また、幅広い世代に合った楽しみ方がある。年パスで何度も訪れているがいつ行っても毎回楽しい。今回はアコーディオンやバイオリンのストリート演奏があって、涼みながら楽しめました。
(行った時期:2022年9月)
長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
9時~21時 ※曜日や施設により異なる。詳細は公式サイトを要確認
なし
【1DAYパスポート(入場+約50のアトラクション乗り放題)】大人7000円、中高生6000円、小学生4600円、4歳~小学生未満3500円、おもいやり(65歳以上の方、妊婦の方+同伴者1名、3歳以下のお子さまを同伴の方2名、ペット連れ1頭につき1名)5000円など ※詳細は公式サイトを要確認
【電車】JRハウステンボス駅より徒歩7分【車】西九州道佐世保大塔ICより約10分
あり(1回800円~)
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(画像提供:(C)ハウステンボス/J-20351)
【大分県】大地が生み出す温泉パワーに圧倒される
別府地獄めぐり【別府市】
もうもうと湯気を上げる原色の池は迫力満点
「別府地獄めぐり」とは、別府温泉郷にある7つの源泉を見て回る観光コースです。7つとは、海地獄・血の池地獄・龍巻地獄・白池地獄・鬼石坊主地獄・鬼山地獄・かまど地獄のことで、どれもインパクトのあるビジュアルです。
美しいコバルトブルーの池からもうもうと湯気を立てる「海地獄」、ビビッドに赤い「血の池地獄」、100℃以上の噴気を上げる間欠泉「龍巻地獄」など、大地のパワーを目の当たりにすることができます。
大きく海地獄エリア5カ所と血の池地獄エリア2カ所に分かれていて、すべて回ると所要時間は約3時間半。時間がない場合は、どちらかのエリアに絞ってめぐるのもおすすめです。
家族や友人と、12月と7月の2回にわたり訪問しました。冬はワニはなかなか動いたりしませんが、夏は活発に動いていて、動きにも迫力がありなかなかの興奮具合でした!
(行った時期:2022年7月)
海地獄と血の池地獄に行きました。海地獄は綺麗なコバルトブルーで凄い蒸気が吹き出してましたし、血の池地獄は赤い池が不気味な感じでどちらも写真通り。別府へ行ったら一度は見て欲しいです。足湯もあって、どちらも足を浸けました。血の池の方は熱くて少し足を動かすと我慢するのがつらいほどですが、面白いです。
(行った時期:2022年6月)
大分県別府市鉄輪559-1(別府地獄組合)
8時~17時
なし
【共通観覧券】高校生以上2000円、小中学生1000円
【車】東九州道別府ICより5分
各7地獄にあり(無料)
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(画像提供:(公社)ツーリズムおおいた)
鉄輪温泉【別府市】
古くからの湯治場。格安の外湯や薬草むし湯も
実は別府温泉には2200カ所以上もの源泉があり、大きく分けて8つの温泉地で構成されています。「鉄輪(かんなわ)温泉」はそんな“別府八湯”の1つ。
湧出量の多くがここに集中していて、別府温泉の中核的な存在。今も湯治客のための“貸間旅館”というシステムが健在です。素泊まりの安価な宿で、湯治客は温泉の地熱を利用した「地獄釜」で自炊しつつ、長く滞在することができます。
「すじ湯温泉」「上人湯」など古くからの共同浴場(外湯)がありますが、代表的なものが「鉄輪むし湯」。体を軽く流してから浴衣を着て石菖(せきしょう:ショウブの一種)の上に寝っ転がり、8~10分蒸されるという独特のスタイルで、その後に体を洗う湯船もちゃんとあります。
市営浴場をいくつも回ることができました。街のあっちこっちからの湯けむりが、すごーくすてきでした。
(行った時期:2022年9月)
鎌倉時代、一遍上人が見つけたと言う鉄輪温泉。大きな観光ホテルもあり、昔ながらの湯治宿の貸間も残る所です。一筋裏手に入ると、温泉地に生きる人の暮らしが見えるような街でした。
(行った時期:2022年6月)
大分県別府市鉄輪上1組
6時30分~20時(受付19時30分まで)※混雑状況により待つ場合あり
第4木(祝日の場合は翌日)
むし湯700円(中学生以上入浴可能)、レンタル浴衣220円、Tシャツ短パン持参可能 ※足むしは無料
【電車】JR別府駅より2番竹の内経由鉄輪線などバス各線で鉄輪バス停下車、徒歩3分【車】東九州道別府ICより約10分
あり(無料)
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(画像提供:(公社)ツーリズムおおいた)
九重“夢”大吊橋【九重町】
スリル満点の空中散歩。雄大な自然に感動
「九重“夢”大吊橋(ここのえゆめおおつりはし)」は、くじゅう連山を望む鳴子川渓谷に架かる吊り橋です。長さは390m、水面からの高さは173mあり、歩道専用としては日本一の高さです。
橋からは雄大な「震動の滝・雄滝」や「雌滝」を眺めることができ、秋には眼下に雄大な紅葉が広がります。
両側のどちらからでも渡り始めることができ、往復すると所要時間は約20分。高いところはちょっと…という人は、展望広場から橋全体を見渡すだけでも絶景です。
子供も渡っていましたし、怖くはなかったです。紅葉間近の時期に行ったのですが、緑でもきれいだったし、滝も癒されました。あの位置だからこそ見られる風景があります。行ってみるべし!
(行った時期:2022年10月)
家族で渡ってみました。子供たちは怖がってましたが、私は平気で絶景を楽しむことができました。滝はスケールが大きくて素晴らしかったです。下がグレーチング(網)になっていて、微妙に透けて見えるのがいいですね。ブルーベリーのソフトクリーム、すごくおいしかったです。今度は紅葉の見えるころにまた行きたいなあ。
(行った時期:2022年9月)
大分県九重町田野1208
8時30分~17時 ※営業時間は変更の場合あり。入場券の販売は30分前まで
なし ※悪天候時等は入場制限あり
中学生以上500円、小学生200円、未就学児無料
【車】大分道九重ICより約25分、湯布院ICより約40分
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(画像提供:(公社)ツーリズムおおいた)
【沖縄県】美しい水族館や琉球文化の粋に出会える
沖縄美ら海水族館【本部町】
巨大水槽のジンベエザメやマンタたちが圧巻
沖縄県北部の美しい海辺に位置するのは、1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して作られた「海洋博公園」。園内にはイルカショーが行われるオキちゃん劇場や、ウミガメ館、マナティー館、海洋文化館、植物園など多くの観光スポットがあり、「沖縄美ら海水族館」もその1つです。
ここはジンベエザメの世界長期飼育記録など、いくつもの「世界一」や「日本一」の記録を保有している水族館で、海洋生物の調査研究活動も行っており、新種や珍種が多いのも特徴です。
4階の海人門(ウミンチュゲート)から下の階へ、浅瀬から深海へ潜るイメージで進んでいく順路になっています。圧巻は巨大アクリルパネルから眺める大水槽「黒潮の海」。魚類最大であるジンベエザメや大型エイのナンヨウマンタの遊泳は神秘的です。
ジンベエザメ、マンタ、チンアナゴ、etc…。迫力満点で孫たちもテンション上がりっぱなしでした。オキちゃん劇場も良かったです。特に海水をかけてもらって大喜びでした!
(行った時期:2022年8月)
イルカショーが大変良かったです。スプラッシュを希望した方は絶叫されていました。大水槽ではジンベエザメもいて迫力十分でした。大水槽の目の前で食事もできて、大変良かったです。
(行った時期:2022年8月)
沖縄県本部町石川424
【通常期】8時30分~18時30分(入館締切17時30分)※繁忙期については公式サイトを要確認
公式サイトを要確認
【通常料金(8時30分~16時)】大人2180円、高校生1440円、小中学生710円、6歳未満無料【4時からチケット(16時~入館締切)】大人1510円、高校生1000円、小中学生490円、6歳未満無料
【バス】那覇空港より高速バス海洋博公園(沖縄美ら海水族館)行きで記念公園前下車(所要時間約2時間半~3時間)。バス停より徒歩10分【車】沖縄道許田ICより約50分
あり(無料)
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国際通り【那覇市】
1マイルに沖縄らしさがギュッ!お土産やグルメまで
「国際通り」は、那覇市の中心部にある1.6kmの通りです。ここは那覇空港から近くモノレール1本で行くことができ、お土産店からカフェ、居酒屋、レストラン、ホテルまで揃っている、まさに沖縄観光の拠点です。
戦後の焼け野原からめざましい発展を遂げた1マイル(1.6km)のため、「奇跡の1マイル」とも呼ばれています。ファッションや雑貨のお店が多い「浮島通り」や、カフェが多く集まる「ニューパラダイス通り」など横道や裏道も多く、沖縄旅行では外せない観光エリア。
初めて訪れる場合は、まず1往復歩くのがおすすめ。往路と復路で道路を片側ずつ歩けば、“ザ・沖縄”という賑やかさが味わえます。旅行の初日に沖縄そばやタコライス、ステーキなど沖縄のソウルフードを味わうもよし、最終日にお土産をまとめ買いするもよしです。
ここに行けば間違いなくお土産はすべて揃います。飲食店も多いし、わき道に入ると下町の商店街がたくさんあって、歩いているだけでも楽しかったです。
(行った時期:2022年8月)
県庁駅から牧志駅に向かって、行きは左側を歩き、帰りは右側のお店を見ながら歩きました。途中アイスクリームを食べたり買い物をしながら、片道だけで2時間、往復で4時間もこちらで過ごし、沖縄限定!という言葉でついたくさん買い物をしました。半日たっぷり楽しめます。
(行った時期:2022年7月)
沖縄県那覇市牧志
店舗により異なる
店舗により異なる
【電車】沖縄都市モノレールゆいレール県庁前駅より徒歩3分、牧志駅下車すぐ【車】那覇空港から約10分
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(画像提供:PIXTA)
首里城公園【那覇市】
見える復興が進行中!琉球文化の中心地
「首里城公園」は1429年から約450年間続いた琉球王朝のお城・首里城を中心に広がる公園です。守礼門(しゅれいもん)、円鑑池(えんかんち)、世界遺産にも指定されている園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)といった見どころが多く、古都・首里の歴史や文化を満喫できる空間です。
首里城正殿は2019年の火災により焼失していますが、2026年の完成に向けて鋭意復元中。工事の様子が見学できるようになっています。
“神が降り立つ聖地”とされ、首里城内で最も格式の高い場所「首里森御嶽(すいむいうたき)」など、琉球文化をひしひしと感じられるスポットです。
火災の痕や首里城正殿の修復工事、歴史など学ぶことができました。無事に完成したら絶対また行きたいと思いました。親子で勉強にもなりましたし、火災の出来事も心に刻み次世代につなげて行きたいと思いました。
(行った時期:2022年8月)
初めての沖縄旅行で一番最初に訪問。守礼門に感動し、城内の雰囲気も景色も「沖縄に来たな」と感動できるいい場所でした。正殿は復元中ですが、無料で散策できるエリアのみでも十分満喫できますよ。
(行った時期:2022年3月)
沖縄県那覇市首里金城町1-2
【無料区域】8時30分~18時【有料区域】9時~17時30分 ※入館券販売17時まで
7月の第1水とその翌日 ※詳細は公式サイトを要確認
【有料区域】大人400円、高校生300円、小中学生160円
【電車】沖縄都市モノレールゆいレール首里駅より徒歩15分、または首里駅より路線バスにて首里城前バス停下車、徒歩1分【車】那覇空港より約30分
あり(3時間以内320円)※駐車場利用時間8時30分~18時
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(画像提供:沖縄観光コンベンションビューロー)
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※この記事は2022年12月2日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
ミキティ山田
旬な話題を求めて、いろいろな場所を取材・撮影する調査員。分厚い牛乳瓶メガネに隠したキュートな眼差しでネタをゲッチュー。得意技は自転車をかついで階段を登ること。ただしメガネのせいでよく転びます。