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2024.10.31

2024年版「全国の行ってよかった日本のお城ランキングTOP20」発表!

姫路城や大阪城、熊本城など、日本全国には、迫力があり美しい名城がたくさんあります。この記事では全国20代~60代の男女1100名にアンケートを取り、「日本の好きなお城」や「行って良かったお城」を調査しました。ランキングとともに、各お城の特徴や歴史、天守閣や石垣といった見どころを紹介します!

【兵庫県】1位.姫路城

築城400年以上。世界遺産にも登録されている白く輝く城

(画像提供:姫路城管理事務所)

兵庫県・姫路市に位置する「姫路城」。

白漆喰(しろしっくい)の優美な城壁や、5層6階、地下1階の大天守と小天守を渡櫓(わたりやぐら)で繋げた連立式天守が特徴で、羽を広げた鳥のように見えることから、“白鷺(しらさぎ)城”の愛称でも親しまれています。

櫓(やぐら)や天守といった主要な建築物は、江戸時代初期に建てられた当時のまま現存。国の重要文化財に指定されている他、1993年には世界遺産にも選ばれています。

口コミ ピックアップ

夕方に散策しました。大きくて回りきれませんでした。お城の前の建物の屋上庭園から見ると大きさが実感できました。
(行った時期:2024年8月)

想像を超えた規模、建造物としての価値に圧倒させられました。美しい城です。国の財産として後世に残していきたいと考えました。
(行った時期:2024年5月)

■姫路城
兵庫県姫路市本町68
9時~17時(最終入城16時)※季節により変動あり
12月29日~30日
入城料【18歳以上】1000円【小・中・高校生】300円
姫路駅よりバスで約3分/山陽自動車道姫路西ICより約30分
なし※周辺の有料駐車場を利用
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(画像提供:姫路城管理事務所)

【長野県】2位.松本城

漆黒の城と北アルプスのコラボレーションは圧巻

(画像提供:松本城管理事務所)

戦国時代、府中小笠原氏によって築城されたのが始まりと言われる、長野県の「松本城」。

建造当時のまま残っている天守は国宝に指定されています。遠くに見える北アルプスの山々に映える、喰の白と漆塗りの黒のコントラストが見事です。

注目ポイントは、江戸時代に増設された月見櫓(つきみやぐら)。戦闘に備えた天守に造られた優雅な月見櫓はとても貴重なものです。

口コミ ピックアップ

昼の松本城も良いですが夜の松本城もおすすめです。水面に映る逆さ城の映え写真が撮れます。白鳥がのんびり優雅に漂っています。陽気が良い日はベンチに座って1日眺めていたい場所です。
(行った時期:2024年6月)

六階建てのお城は壮観でした。天守閣まで上がるのに、とても急な階段を上り下りしたのですが、上から見る景色は、とても良かったです。
(行った時期:2024年3月)

■松本城
長野県松本市丸の内4-1
【通常】8時30分~17時(最終入場16時30分)【大型連休・夏季期間】8時~18時(最終入場17時30分)【1月1日~3日】10時~15時30分(最終入場15時)
12月29日~31日
観覧料【大人】700円【小・中学生】300円※電子チケット販売中
松本駅よりバスで約10分/長野自動車道松本ICより約20分
あり(有料)
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(画像提供:松本城管理事務所)

【北海道】3位.五稜郭

江戸末期に造られた、西洋式の星形城郭

(画像提供:函館市教育委員会)

星形五角形という特徴的な外観を持つ、北海道・函館市の「五稜郭(ごりょうかく)」。

江戸末期に完成して以降、箱館戦争の舞台にもなり、明治時代以後は陸軍の練兵場などとされました。1914年から「五稜郭公園」として一般開放され、今では函館を代表する観光地として多くの人が訪れます。

春は約1500本の桜が咲き誇り、12月~2月にはお堀の周囲がイルミネーションで照らされるなど、季節により違った情景で彩られるのも魅力。

公園のすぐ横に立つ「五稜郭タワー」から「五稜郭」を見渡す絶景も見逃せません。

口コミ ピックアップ

入口の藤棚の良い香りが歓迎してくれているようでした。桜の木が公園の周りにあり春の様子を想像しながら散策しました。次回は春に行ってみたいと思いました。
(行った時期:2024年5月)

夕方、多少涼しくなってから出かけて行きましたが、奉行所までの散策路は緑が豊かで大変気持ちが良かったです。奉行所があり、歴史好きな方や古い建造物が好きな方はぜひ見学することをおすすめします。
(行った時期:2023年9月)

■五稜郭
北海道函館市五稜郭町44
五稜郭公園【4月~10月】5時~19時【11月~3月】5時~18時、郭外散策自由
なし
五稜郭タワー【大人】1000円【中・高校生】750円【小学生】500円※五稜郭公園は入園無料
函館駅よりバスで約13分/函館新外環状道路日吉ICより約14分
あり(有料)
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(画像提供:函館市教育委員会)

【熊本県】4位.熊本城

熊本地震復興のシンボルとして、人々を勇気付ける名城

(画像提供:熊本城総合事務所)

築城の名手と言われた加藤清正が、当時の先端技術を投じて完成した熊本県の「熊本城」。天守閣前広場の大イチョウ、武者返し(むしゃがえし)と呼ばれる美しい石垣など、見どころが満載です。

2016年に発生した地震で損壊を受けた石垣の積み直し工事や飯田丸五階櫓などの復旧が続けられており、立ち入り規制の場所が一部ありますが、特別見学通路からは工事の様子を見学できます。

天守閣は2021年春に復旧が完了しており、内部の観覧が可能です。

口コミ ピックアップ

要所要所にボランティアガイドさんがいらっしゃり、気軽に質問できて、丁寧に歴史や見どころポイントを教えていただきました。写真も友達ととっていただき大満足でした。
(行った時期:2024年7月)

お城の中は、それなりにエアコンが効いていて、お城によくある急な階段ではなく、近代の階段で手すりがついていました。石垣が崩れている所もありますが、かなり修復されていました。
(行った時期:2024年7月)

■熊本城
熊本県熊本市中央区本丸1-1
9時~17時(最終入園16時30分、受付終了16時)※詳細は公式ホームページを確認
12月29日~31日※変更の可能性あり
入園料【高校生以上】800円【小・中学生】300円【未就学児】無料
熊本駅よりバスで約30分/九州自動車道熊本ICより約30分
あり(有料)
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(画像提供:熊本城総合事務所)

【大阪府】5位.大阪城

天守閣内部に歴史資料館を備えた、大阪のランドマーク

(画像提供:大阪城パークセンター)

1583年から1598年にかけて豊臣秀吉が築城した「大阪城」。江戸時代以降に修築した堀や大手門などは、国の重要文化財に指定されています。

現在の天守閣は3代目で、内部は戦国時代の歴史資料や、秀吉の一生を描いたジオラマなどを展示する歴史博物館となっています。

1階から5階まではエレベーターが利用できるので、体力に自信のない人や、小さい子ども連れでも快適に移動できるのが嬉しいポイント。

見どころは8階の展望台からの眺めで、大阪城公園と大阪の街並みを見渡す景色に圧倒されますよ。

口コミ ピックアップ

中は展示室として「秀吉とその時代」「大阪夏の陣の陣図屏風の世界」をわかりやすく紹介。黄金の茶室も再現しています。(一部抜粋)
(行った時期:2023年2月)

最上階の展望フロアからは四方を見ることができ、気分も爽快になります。また、「大坂夏の陣」を描いた屏風やその紹介映像、再現ジオラマは特に見ごたえがあり、おすすめです。(一部抜粋)
(行った時期:2023年2月)

■大阪城
大阪府大阪市中央区大阪城1-1
【平日】9時~17時(最終入館16時30分)※16時30分よりも前にチケット購入制限の場合あり
12月28日~1月1日
利用料金【大人】600円【中学生以下】無料※中学生は要証明(生徒手帳など)
森ノ宮駅より徒歩約18分/阪神高速道路法円坂出口・森之宮ICより1分
あり(有料)
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(画像提供:大阪城パークセンター)

【沖縄県】6位.首里城

約450年続いた琉球王国の歴史・文化を象徴する城

(画像提供:(一財)沖縄美ら島財団)

沖縄県・那覇市に位置する「首里城」。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産にも登録されています。赤い漆塗りの城門や弧を描く城壁が特徴です。

14世紀頃に創建したと伝わっており、当時の琉球王国の政治や文化の中心として栄えましたが、第2次世界大戦で焼失。1992年に再建しましたが、2019年の火災によって正殿などが再び焼失し、現在復興が進められています。

正殿の屋根と同じ高さの見学デッキからは「見せる復興」をテーマに、工事の様子を見られますよ。

「首里城」で最も東にある「東のアザナ」は、首里の街並みの他、修復が進む首里城公園全体を眺められるおすすめスポットです。

口コミ ピックアップ

石垣に圧倒される。戦争被害で再建しているところも多いだろうが、見事の一言。(一部抜粋)
(行った時期:2024年5月)

家族で見学しましたが、琉球王国の歴史を感じることができました。沖縄の人にとって大切な場所だと感じます。(一部抜粋)
(行った時期:2024年3月)

■首里城
沖縄県那覇市首里金城町1-2
時期により変動あり。詳細は公式HPを確認
なし
入場料【大人】400円【高校生】300円【小・中学生】160円【6歳未満】無料
首里駅より徒歩約15分/沖縄自動車道那覇ICより約10分
あり(有料)
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(画像提供:(一財)沖縄美ら島財団)

【愛知県】7位.名古屋城

徳川の力を世に知らしめた、近世城郭の傑作

(画像提供:名古屋城総合事務所)

愛知県・名古屋市に位置する、徳川家康によって築城された「名古屋城」。壮麗な天守閣を飾る金鯱(きんしゃち)が特徴で、金の重量は2体合わせて88kgもあるそう。

第2次世界大戦の空襲でほとんどの建物が焼失しましたが、1959年に大天守や門などが再建されています。

中でも見逃せないのは、2018年に復元が完成した豪華絢爛な本丸御殿。史資料を元に色彩まで再現した障壁画が壁一面に広がる光景は圧巻です。

※天守閣は2024年8月現在、耐震性の問題のため閉館中

口コミ ピックアップ

本丸御殿の障壁画に圧倒されます。匠の技と美術工芸が見事に調和した空間です。(一部抜粋)
(行った時期:2024年6月)

名古屋城そのものも様々な部分の改装を何度もしている事もあり、古い建造物という認識とは違う部分も多かったが、綺麗になっても見ごたえのある部分も多くて感動できた。(一部抜粋)
(行った時期:2023年6月)

■名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1-1
9時~16時30分(本丸御殿・西の丸御蔵城宝館への最終入館は16時まで)
12月29日~1月1日※イベントにより変動あり
観覧料【大人】500円【中学生以下】無料
名古屋城駅より徒歩約5分/名古屋高速道路丸の内出口より約8分
あり(有料)
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(画像提供:名古屋城総合事務所)

【福島県】8位.若松城跡

戊辰戦争では籠城戦が繰り広げられた城

(画像提供:(一財)会津若松観光ビューロー)

1384年に築城されたのが始まりと言われ、600年以上の歴史を持つ福島県・会津若松市の「若松城跡」。戊辰戦争の際に会津藩が籠城した場所であり、地元では“鶴ヶ城”と呼ばれています。

明治時代に石垣以外は取り壊すこととなりましたが、1965年に古写真をもとに再建されました。

特徴的なのは、2011年に復元した赤瓦。幕末当時の姿を再現した、国内でも珍しい天守閣です。

口コミ ピックアップ

暑い8月でもお城の中は涼しくて、展示物には、映像やわかりやすい説明があり、じっくりと見ることができました。
(行った時期:2024年8月)

戊辰戦争が行われた鶴ヶ城です。中が博物館になっていて、いろいろ説明があり、当時の悲惨な状況に思いが乗りました。消失してしまったので、鉄筋コンクリートの後から復元された、とても綺麗なお城です。
(行った時期:2024年7月)

■若松城跡
福島県会津若松市追手町1-1
8時30分~17時(最終入館16時30分)
なし
入館料【大人】410円【子ども】150円
会津若松駅よりバスで約20分/磐越自動車道会津若松ICより約15分
あり(有料)
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(画像提供:(一財)会津若松観光ビューロー)

【滋賀県】9位.彦根城

琵琶湖を望む山に築かれた国宝天守の一つ

(画像提供:彦根城運営管理センター)

滋賀県・彦根市に位置する「彦根城」が築かれたのは江戸時代初期。琵琶湖に面した彦根山にそびえたつ城は、徳川幕府を支えた井伊家が代々居城として受け継いだことでも知られています。

天守や櫓、城主の御殿、重臣屋敷は江戸時代に造られた当時のまま現存しており、国宝天守5城の中に入るそう。

天秤のような形に見える天秤櫓(てんびんやぐら)や、江戸時代前期に造られた池泉回遊式庭園「玄宮園(げんきゅうえん)」なども見ごたえがあります。堀の周りには桜の木が多く、春には花見、秋には紅葉が楽しめるのもいいですね。

口コミ ピックアップ

天守に登ったり屋形船で堀を回ったり、と城巡りを堪能しました。景色が良く、桜や雪景色も見たいと思いました。(一部抜粋)
(行った時期:2024年6月)

琵琶湖岸に建っているので天守から琵琶湖が一望でき、雄大な気分にひたれます。お城の横に大きな駐車場があるし、場所もわかりやすいです。
(行った時期:2024年4月)

■彦根城
滋賀県彦根市金亀町1-1
8時30分~17時(最終入場16時30分)
なし
入城料(彦根城の観覧料金 玄宮園を含む)【一般】1000円【小・中学生】300円
彦根駅より徒歩約15分/名神高速道路彦根ICより約15分
あり(有料)
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(画像提供:彦根城運営管理センター)

【青森県】10位.弘前城

お濠沿いに咲き誇る桜と城のコラボレーションが見事

(画像提供:弘前市役所)

弘前藩・津軽氏が居城にしていた青森県の「弘前(ひろさき)城」。

1627年に落雷で5層の天守が焼失し、200年近く天守のない状態でしたが、1810年に再建しました。濠や石垣、その他いくつかの建築物は創建当初のまま残り、天守・櫓3棟・城門5棟が国の重要文化財に指定されています。

現在は弘前公園として一般開放され、四季折々の様々な祭りを開催。桜の名所でもあり、日本さくら名所100選にも選ばれています。

口コミ ピックアップ

広い敷地が美しく維持されている。盆栽から飛び出したような立派な木々。静かな旅情を感じることができた。桜の時期に再訪したい。
(行った時期:2024年8月)

天守を始め、敷地内には歴史を知ることのできる施設があり、分かりやすく学ぶことができました。落ち着きのあるとても良い場所でした。周辺も歴史を感じる建物が多く、ぶらり歩くのも楽しいです。ぜひ行ってみてください。
(行った時期:2023年8月)

■弘前城
青森県弘前市下白銀町1
【無料区域】散策自由【弘前城本丸・北の郭】9時~17時※さくらまつり期間中は変更になる場合あり
【弘前城本丸・北の郭】11月24日~3月31日
弘前城本丸・北の郭 入園料【大人】320円【小・中学生】100円
弘前駅よりバスで約15分/東北自動車道大鰐弘前ICより約25分
なし※周辺の有料駐車場を利用
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(画像提供:弘前市役所)

【愛知県】11位.犬山城

室町時代に築かれ、国宝の現存木造天守を有する城

(画像提供:犬山市観光協会)

1537年に織田信長の叔父である信康によって築城、国宝天守5城の一つに数えられている愛知県の「犬山城」。

全国唯一の個人所有の城として保存されてきましたが、2004年、「財団法人犬山城白帝文庫」の所有となって現在にいたっています。

見どころは、天守最上階からの絶景。木曽川のほとりの小高い山の上に建てられているので、天気の良い日には、岐阜城や御嶽山、名古屋駅ビルが望めます。

口コミ ピックアップ

眺めが最高。戦うためのお城というより、城主の威厳を示すためのお城という感じ。大事に後世に残したい建物です。(一部抜粋)
(行った時期:2024年6月)

小さいけど歴史を感じさせてくれる城でした。天守から見渡す景色も戦国時代を彷彿とさせてくれます。(一部抜粋)
(行った時期:2023年11月)

■犬山城
愛知県犬山市犬山北古券65-2
9時~17時(最終入場16時30分)
12月29日~31日
入場料【一般】550円【小・中学生】110円
犬山遊園駅より徒歩約15分/名神高速道路小牧ICより約25分/中央自動車道小牧東ICより約25分
あり(有料)
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(画像提供:犬山市観光協会)

【神奈川県】12位.小田原城

戦国時代に難攻不落と名を馳せた城

(画像提供:小田原城総合管理事務所)

小田原北条氏の居城として、上杉謙信や武田信玄の攻撃に耐えた難攻不落の城として歴史に名を残す、神奈川県の「小田原城」。

特徴は、豊臣秀吉の来攻に備えて構築された広大な総構(そうがまえ)で、堀と土塁で城と城下の周囲9kmを囲み、攻撃を防いだそうです。

明治の廃城と関東大震災によって多くの建築物が失われましたが、1960年に天守閣が復興。現在は本丸などが国の史跡に指定され、小田原城址公園として観光スポットになっています。

口コミ ピックアップ

石垣や土塁が残されており、復元された門や天守はとても良かったです。広いのでできればゆっくり時間をとって見学して欲しいです。(一部抜粋)
(行った時期:2024年5月)

地形を生かした難攻不落の城で天守閣などの白壁が美しいです。駐車場から南口から入り常盤木門はお城検定でも出題された場所で実際に訪れると感慨深い感じでした。(一部抜粋)
(行った時期:2023年12月)

■小田原城
神奈川県小田原市城内
9時~17時(最終入館16時30分)
12月第2水曜、12月31日~1月1日
天守閣 入館料【一般】510円【小・中学生】200円
小田原駅より徒歩約10分/小田原厚木道路荻窪ICより約10分
あり(有料)
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(画像提供:小田原城総合管理事務所)

【愛媛県】13位.松山城

葵の御紋が付された現存天守や珍しい石垣が魅力

(画像提供:松山城)

築城の名手・加藤嘉明が築いた愛媛県の「松山城」。

敵の目を欺くために設けられた高さ14mの屏風折(びょうぶおれ)が特徴の石垣や、山腹から侵入しようとする敵を阻止するために造られた登り石垣など、随所で城造りに対するこだわりが見られます。

現在の天守は、徳川家と親戚関係にある松平氏が建築したもの。瓦には徳川一門の家紋である葵の御紋が使われています。

城内の階段は角度約55度と急なため、動きやすい服装で訪れるのがおすすめです。

口コミ ピックアップ

道後温泉に車を停めて、路面電車で観光気分を味わいながら、ロープウェイにのって松山城に行きました。城の内部と廻りの城郭の見学展示を見て、帰りは、ロープウェイ乗り場まで歩き、市内観光、食事と観光気分満喫できました。おすすめです。(一部抜粋)
(行った時期:2024年7月)

天守閣が現存している、日本でも数少ないお城で、展示物なども見ごたえがあります!お城の中に、甲冑を着て写真を撮ることができるコーナーもあり、良い記念になりました。
(行った時期:2024年4月)

■松山城
愛媛県松山市丸之内1
9時~17時※時期により変動あり
なし※天守は12月第3水曜
天守観覧料【中学生以上】520円【小学生】160円
大街道より徒歩約5分(ロープウェイ・リフト乗り場まで)/松山自動車道松山ICより約20分
あり(有料)
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(画像提供:松山城)

【北海道】14位.松前城

咲き誇る桜と城のコントラストは一見の価値あり

(画像提供:松前町教育委員会)

江戸時代に、北辺警備の目的で築城された「松前城」は、高崎藩の兵学者・市川一学が設計し1854年に完成。

明治時代の取り壊しの際、三層の木造天守と本丸御門はそのまま残されました。しかし、木造天守は1949年の役場火災の飛火で焼失。1960年に鉄筋コンクリート製の復興天守が完成し、現在では松前城資料館となっています。

4月上旬から5月下旬にかけて、約250種約1万本の桜が咲き誇る光景も綺麗です。

■松前城
北海道松前郡松前町字松城144
9時~17時(最終入館16時30分)
12月11日~4月9日
入館料【大人】360円【小・中学生】240円
木古内駅よりバスで約90分/函館・江差自動車道木古内ICより約80分
あり(無料)
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(画像提供:松前町教育委員会)

【島根県】15位.松江城

宍道湖や松江の街並みを一望する眺めは壮観

(画像提供:松江観光協会)

1611年、豊臣秀吉の重臣である堀尾吉晴が建造した、島根県の「松江城」。明治時代の廃城令で一度は解体の危機を迎えるも、天守閣だけは地元の人々の融資で買い戻されたので現存しており、国宝にも指定されています。

天守内部は、籠城戦に備えるために造られたと言われる井戸が残っていたり、敵に侵入された場合を想定した仕掛けが随所に設けられていたりと、機能面でも工夫されていたことがわかります。

天守最上階にある望楼は壁のない造り。松江市街や宍道湖(しんじこ)を360度見渡す風景が堪能できますよ。

口コミ ピックアップ

天守閣に登りましたが、景色もよくいい体験でした。階段が急なので当時の方は大変だったと感じました。頂上は風が入り夏でも涼しさを感じ心地よく感じました。
(行った時期:2024年8月)

まず、石垣が立派なことに圧倒されました。400年も前にこんな大事業がなされたなんて、想像するだけで、身震いします。お城も堂々としていて、天守閣からの眺めは素晴らしかったです。風が気持ちよく吹いて、真夏の暑さを忘れさせてくれました。
(行った時期:2024年7月)

■松江城
島根県松江市殿町1-5
【4月~9月】8時30分~18時30分(最終受付18時)【10月~3月】8時30分~17時(最終受付16時30分)
なし
天守入場料【大人】680円【小・中学生】290円
松江駅よりバスで約10分/山陰自動車道松江西ICより約10分
あり(有料)
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(画像提供:松江観光協会)

【東京都】16位.旧江戸城本丸跡(皇居東御苑)

徳川家康が築いた、江戸幕府の政治拠点

(画像提供:宮内庁)

江戸幕府の政治の中心だった「江戸城」。現在は皇居となっているため敷地には入れませんが、本丸や二の丸、三の丸の跡地を整備して造られた「皇居東御苑」は、一部の場所を除いて散策することが可能です。

かつて「江戸城」には高さ51mの天守がありましたが、1657年の明暦の大火で焼失。天守を支えていた天守台は修復されており、上に登ることもできます。

他にも、桜田門外の変で知られる桜田門、天守の代用とされていた富士見櫓、建物内を見られる富士見多門など見どころが満載です。

口コミ ピックアップ

一般開放してない場所があり、また天守閣もなく、中に入れる遺構も少ないのですが、城好きなら石垣・堀・門・櫓で十二分に楽しめるので、城の遺構巡りとしても十分ありだと思います。(一部抜粋)
(行った時期:2022年12月)

■旧江戸城本丸跡(皇居東御苑)
東京都千代田区千代田1-1
【3月1日~4月14日・9月】9時~17時(最終入園16時30分)【4月15日~8月】9時~18時(最終入園17時30分)【10月】9時~16時30分(最終入園16時)【11月~2月】9時~16時(最終入園15時30分)
月・金(祝は公開、月が祝の場合は火休園)、12月28日~1月3日、行事の実施などにより休園日あり
入園無料
大手町駅・竹橋駅より徒歩約5分/首都高速道路一ツ橋ICより約4分
あり(有料)
「旧江戸城本丸跡(皇居東御苑)」の詳細はこちら
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(画像提供:宮内庁)

【秋田県】17位.久保田城

石垣や天守閣がないお城。秋田市内を望む絶景にも注目

(画像提供:佐竹史料館)

1602年に佐竹義宣が配置替えで出羽国に赴任し、千秋公園内に築城した秋田県の「久保田城」。石垣がほぼなく、堀と土塁で囲った構造と、当初から天守閣が造られなかったのが特徴です。

1989年に復元された御隅櫓(おすみやぐら)内は、城の歴史資料などを展示している他、最上階の展望台からは秋田市内を一望できます。(12月~3月は休館)

自然の高低差を利用した城であり、江戸時代の規模が今もわかるように保存・整備された城内。季節ごとの花々の美しさも併せて楽しめますよ。

口コミ ピックアップ

櫓内は佐竹氏の歴史を紹介したパネル展示されていて、最上階は展望台になっていて秋田の街が一望できます。ただ休館日が12月1日から翌年3月31日までなので来館する時は気を付けてください。(一部抜粋)
(行った時期:2024年5月)

■久保田城
秋田県秋田市千秋公園1-39
9時~16時30分
12月~3月
久保田城御隅櫓 観覧料【一般】150円【高校生以下】無料
秋田駅より徒歩約10分/秋田自動車道秋田中央ICより約20分
あり(有料)
「久保田城」の詳細はこちら

(画像提供:佐竹史料館)

【埼玉県】18位.忍城址

城下町にたたずむ、水攻めに耐えた“浮き城”

(画像提供:行田市郷土博物館)

15世紀後半、成田顕泰氏によって築城された、埼玉県・行田市にある「忍城(おしじょう)」。豊臣秀吉の小田原攻めの際、石田三成らによって行われた水攻めに耐え抜いたことから、別名“浮き城”とも呼ばれています。

明治時代に取り壊された後、御三階櫓(ごさんかいやぐら)が再建。本丸と諏訪曲輪の跡地ににある郷土博物館に入館すると中を見学できます。

櫓の周囲には自然豊かな公園が広がっており、城下に時を知らせたと言われる鐘楼も復元されているので、併せて訪れてみてくださいね。

口コミ ピックアップ

天気もよく、堀の水と木々の緑の中に天守閣が映えて、美しい城だと思いました。博物館では城や行田の歴史や文化に接し、模型で街の変遷を学べました。(一部抜粋)
(行った時期:2023年9月)

■忍城址
埼玉県行田市本丸17-23
【公園】散策自由【郷土博物館】9時~16時30分(最終入館16時)
【公園】なし【郷土博物館】月(祝は開館)、祝の翌日(土・日は開館)、第4金曜(テーマ展・企画展開催中は開館)、年末年始
郷土博物館入館料【大人】200円【大学生(学生証要提示)・高校生】100円【小・中学生】50円
行田市駅より徒歩約15分/東北自動車道加須ICより約30分/関越自動車道東松山ICより約30分
あり(無料)
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(画像提供:行田市郷土博物館)

【岐阜県】19位.岐阜城

岐阜市内を貫く長良川を望む、標高329mの山に築かれた城

(画像提供:岐阜城)

岐阜県・岐阜市の中心、金華山の頂上に位置する「岐阜城」。鎌倉時代に築かれた砦が始まりとされ、戦国時代には斎藤道三の居城として使われました。

元々は“稲葉山城”と呼ばれていましたが、1567年に織田信長が攻め落として拠点とした際に、一帯の地名を井の口から岐阜に改称したことから、「岐阜城」の名が定着。現在の城は1956年に復興されたもので、内部は天守展望台と史料の展示室になっています。

見どころは、展望台から望む景色。清流・長良川を中心に、天候に恵まれれば、木曽御岳山や日本アルプスといった雄大な山々まで見渡せる他、期間限定で夜間も営業しているため、360度の夜景を楽しむことができます。

口コミ ピックアップ

ぎふ金華山ロープウェーに乗って、岐阜城天守閣に登りました。ロープウェーを降りてから天守閣まで、割と険しい坂を登るので、歩きやすい靴と服装がおすすめです。お城の中の展示は充実していて興味深く、天守閣から長良川の眺めも素晴らしいです。
(行った時期:2024年4月)

山の頂上にあるお城のためロープウェーを降りてお城に行く道も楽しめました。天守閣からの見晴らしも最高でした。展望台もあり、綺麗で素敵なお城でした。
(行った時期:2024年3月)

■岐阜城
岐阜県岐阜市天主閣18
【3月16日~10月16日】9時30分~17時30分【10月17日~3月15日】9時30分~16時30分
なし
入場料【16歳以上】200円【4歳以上16歳未満】100円
岐阜駅よりバスで約15分/東海北陸自動車道岐阜各務原ICより約20分
あり(有料)
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(画像提供:岐阜城)

【兵庫県】20位.竹田城跡

山の頂に位置し、雲海に浮かぶ光景はまさに“天空の城”

(画像提供:吉田利栄)

雲海に浮かぶ城として知られる兵庫県の「竹田城跡」は、標高約353.7mの古城山(こじょうざん)山頂に築かれた山城。1443年頃に築かれたのが始まりと言われていますが、約400年前に廃城し、現在は石垣のみが残っています。

雲海が発生しやすい時期は9月下旬から12月上旬。向かいの朝来山(あさごやま)中腹にある展望スポット「立雲峡(りつうんきょう)」から見るのがおすすめだそう。

第1展望台は立雲峡の駐車場から徒歩約40分、また、反対側の山城の郷の駐車場から「竹田城跡」へも徒歩で約40分かかるため、歩きやすい服と靴で訪れてくださいね。

口コミ ピックアップ

朝早くに立雲峡からうっすらとでしたが雲海がかかった竹田城を眺め、立雲峡駐車場のスタッフの方にこれから竹田城跡へ行くにはどのルートがいいか伺ったら、山城の郷から行くのが無難とアドバイス頂き山城の郷に車を停めて、向かいました。到着したときには雲海は消えてしまっていましたが、天気が良く景色が最高でした。天空の城、来てみて良かったです。
(行った時期:2023年10月)

年末年始に兵庫県を旅行したとき、竹田城を見に、朝来山のふもとにある立雲峡の展望台に行きました。第2展望台から望んだ孤高の山城、竹田城の雄姿が十分に凄かったです。(一部抜粋)
(行った時期:2023年1月)

■竹田城跡
兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169
【3月~5月】8時~18時(最終登城17時30分)【6月~9月中旬】6時~18時(最終登城17時30分)【9月中旬~12月初旬】5時~17時(最終登城16時30分)【12月初旬~1月3日】10時~15時(最終登城14時30分)※1月4日~2月末は冬季閉山につき入城不可
1月4日~2月末
観覧料【高校生以上】500円【中学生以下】無料
竹田駅よりタクシーで約20分/北近畿豊岡自動車道・播但連絡道路和田山ICより約10分
あり(無料)※ 山城の郷駐車場。一般車両は山城の郷より先の竹田城跡方向へは進入不可
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(画像提供:吉田利栄)

※この記事は2024年10月17日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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※参考『ライフスタイルに関するWEBアンケート』
【アンケート調査時期】2024年7月31日(水)~8月1日(木)【アンケート対象】20~60代男女1,100名

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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